転職後の心得

中高年 リストラ転職後 ― すぐに自分の存在感を出せ!

中高年 リストラ転職後 ― すぐに自分の存在感を出せ!

中高年だと転職後すぐに自分の存在感を出す必要があります。あまり呑気に構えていると「こいつは使えない。」と思われ、結構ひどい仕打ちを受けて、結局転職した会社を去ることになってしまいます。

そのため、即戦力で本当にやって行けるのかを周囲に認めさせる必要性が出てくるのです。

その際に、重要なのは、自分自身の優秀さをひけらかすことではありません。一緒にやっている同僚のために、仕事を楽にしてあげることです。

不平不満を言わず、謙虚な態度で、周りの人たちが「助かるな!」と思える仕事を積極的にすることです。

裏技のようなものはありません。めげることなく、コツコツと着実に、まわりの役に立つ仕事をし続けることにより、信頼感が生まれ、自分自身の存在感がチームで、部署で認知されることになります。

当たり前だけど、実践が難しい「自分の存在感を出し方」に関して、私の体験と私が実践していることに基づいてお話したいと思います。

 

謙虚な態度で接する

当たり前のことですが、中高年でそれなりのポジションで転職された方は、やはり優秀な点があるためです。

私の場合は友人の力で、第一希望者としてではなく、補欠要員だったのが繰り上がって採用されました。

そんな状況なので、私が謙虚な態度で接するのは当たり前なのですが、医師免許を持ち、三顧の礼を持って入社を乞われた榎本さん(仮名)は、私なんかと違って、本当にあらゆる点で望まれていた方でした。

榎本さんは、入社を彼自身の都合で、9カ月も待ってもらっていました。入社された時の肩書も部長さんで、もちろん給料も私よりもかなり高かったです。

私よりも1か月前に入社され、私よりも3歳ほど年下だったと記憶しています。榎本さんの経歴は素晴らしく、将来的には統括部長になっていく方だと誰もが思っていました。

しかし、榎本さんはもう会社を辞められて、転職前の職種に戻り働かれています。

なぜこんなことになったかと言えば、やはり、謙虚な態度で接することがなかった為です。ここぞという箇所では、榎本さんは自分自身の優秀さをひけらかして、自分の主張を貫いていました。

 

榎本さんとしては、経験豊富な専門家ですので、自分の意見が正しく、その意見を通すことが会社のためになると思っていたのでしょう

。しかし、意見の通し方に問題がありました。

やはり、頭ごなしに、

榎本さん
榎本さん

私の豊富な経験によればこうだよ。これしかないよ。

榎本さん
榎本さん

君はなんでそう思うの?その根拠は、豊富な経験に基づいていいないでしょう。

という感じで、意見を通していました。

謙虚な態度で、先ずプロジェクトメンバーの意見に耳を傾けるという態度を取らなかったので、各方面から不満が出ていました。

あと、頑固なので、こうと決めたら変えない性格がありました。

私は、同じ職責だったので、ストレスのかかる大変な状況を知っていたので、榎本さんの態度も、ある程度理解できました。

というより、彼が言いたいことを、皆の前ではっきりと断言して、涼しい顔をしているのは、羨ましく、憧れていました。

 

私の実績では反論を受けるので、いつもプロジェクトメンバーの意見を聞いてから、調整して、皆の総意として、合意を取っていくということしかしていませんでした

ただ、榎本さんは、バシッと自分の意見を通すので、同じ職責の私のストレスも解消されるようで、彼を見ていると本当に愉快でした。

 

榎本さんのやり方では、やはり周りから反感を買うので、いくら素晴らしい肩書や実績があっても、それだけでは、転職先ではうまくやって行けないことが実証された形になります。

結局、榎本さんのやり方では、転職後にすぐに自分の存在感を出すどころか、大きな反感を買っていました。

そのため、仕事がやりづらくなって、かつ自分の経験を活かそうとしないメンバーや会社に幻滅して、辞職したようです。私は、個人的にも榎本さんと親しかったので、本人から直接そのお話を聞いています。

 

自分の職責を広く考える

プロジェクトメンバーと一緒に仕事をすると、それぞれのメンバーの役割というか職責が明確に決まっています。

この事項に関する責任者は誰であり、サポートメンバーは誰で、オーナーは誰であるかが、明確に規定されています。内資系企業と違い、外資系企業では、まず役割分担を明確に決め、そのことをプロジェクトメンバー全員で共有します。

ここまで明確にされていると、確かに仕事はやりやすいです。しかし、自分自身が責任者でない場合は、責任者からの指示で最低限の仕事をして、それほどその事項に深く関わろうとはしないと思います。

逆に、責任者の方も、サポートメンバーがあまり前面にでてきて、自分自身の仕事を奪ってしまうのを快く思われない方もいます。

 

しかし、ここは見方を変えて、自分自身がサポートメンバーであっても、責任者と密に連絡を取り合い、責任者のために資料を用意したり、必要な情報を積極的に取りに行ったりして、責任者に喜ばれるようにしましょう。

出しゃばっては絶対いけませんが、積極的に自分自身の職責を広げて、できるだけ関与するようにしましょう。

すると、責任者からは感謝され、周りからは協力的なメンバーであると評価され、自分自身も職責以外の仕事に関与することができ、今後の仕事に幅を持たせることができます。

部署を移動するときも、職責外のその仕事に精通していれば、非常に優位で大きなアピールポイントにもなります。まさに良いこと尽くめなので、自分の職責を広く考えて、仕事をしていくことをお勧めします。

 

他人のためになることにも全力をつくす

上記の職責を広く考えて、他のメンバーの仕事をサポートすることにも繋がるのですが、やはり周りのメンバーのためになることをするのは、非常に重要なことです。

働くとは「傍が楽をする」から「傍楽(はたらく)」になったのだと、こじつけられるぐらいです。

なので、周りのメンバーを楽にさせてあげるような仕事を心掛けてください。間違っても、屁理屈や無理難題に近いことを言って、プロジェクトの進行を妨げたり、周りに無意味な仕事を強要したりしてはいけません。

 

建設的な意見を述べて、その意見を補強する資料作りをして、プロジェクトメンバーに共有したりして、良い方向にいくように、プロジェクトに貢献していくことです。

すると、あなた自身のプロジェクトでの存在感は否が応でも高まります。更に、感謝されることになります。

プロジェクトで新たな方向性を探求する提案があった時は、それが意味のあるものなら、積極的に手を挙げて、その方向性を探求するリーダーになりましょう。そして、全力を尽くして、「傍が楽をできる」ように働きましょう。

結局、このように他のプロジェクトメンバーのために働くことは、自分に返ってきて、自分自身のために働いていることになるのです。

 

前述の榎本さんは、素晴らしい実績があり、顔も広かったのですから、この点で貢献できたのにと、未だに残念に思います。

プロジェクトメンバーに、新たな側面から提案し、嫌がられても、自分の知識とコネから、できるだけ詳細な資料を作りんで行ったら良かったのにと感じます。

もちろん榎本さんの提案が拒否されることも十分あると思いますが、その時は、第二、第三の提案と続けて行ったら良かったんだと思います。

その真摯な姿に、プロジェクトメンバーも心打たれ、榎本さんに協力的になり、良い関係を気付けるようになるとおみます。その前に、榎本さんもプロジェクトメンバーも心を閉ざして、お互い反目し合うようになったので、どうしようもなかったのです。

 

中高年サラリーマンは、転職後は大人な態度で、謙虚に周りを手助けする仕事に全力を尽くされることをお勧めします。

それが、結局は、転職後にすぐに自分の存在感を良い方向に出すことに繋がります。

そして、上手く会社生活に馴染んで、幸せな会社生活を過ごせるようになることを、心からお祈りしております。

 

不満を言わない

これに関しては、私は残念ながら実践できていないです。私を攻撃してくる人間に関しては、やはり不平を言ってしまいます。

そうしないと、「自分がやられてしまう。」という想いが強いからです。

ちっちゃい人間だなと我ながらあきれ返りますが、裏で「私を無能呼ばわり」して、自分ができない仕事を私に押しつけてくる奴を、そのままのさばれせる程、お人よしではありません。

三圀さん(仮名)は、典型的な問題児でした。自分ができないことを、色々な理由をつけて他人に押し付けることに関しては、非常に才能があります。

私も、入社当時何度被害に遭ったかわかりません。今でも思い出すと腹が立って仕方ありません。

しかし、三圀さんは私だけでなく、他のプロジェクトメンバーにも、このような態度で接しているので、結構浮いた存在にはなっています。

 

三圀さんが問題児であることを散々彼の上司にも言っていますが、表面上は何も変わりません。

私だけでなく、他のプロジェクトメンバーやその上の上長も、三圀さんをどうにかして欲しいと言っています。

しかし、三圀さんの上司は彼に注意するだけですし、三圀さんも本質は何も変わっていません。

なんで三圀さんのような人を排除しないのか不思議で、やっていられない気分にもなりました。

しかし、それは、三圀さんやその上司が悪いのではなく、私が考え方を変えれば良いことが分かりました。

 

私は、三圀さんへの不平不満を言っていましたが、それでは伝わらないです。あくまでも、客観的な事実と改善点をお願いするようにするのが一番です。

 

私が、三圀さんに対して、「自分が無能呼ばわりされて攻撃されていた過去」の恨みもあって、三圀さんを排除するように不平不満を言っても、結局、私自身の評価が落ちるだけでした。

三圀さんのような人は相手にせずに、できるだけ最低限の接点にして、過去の恨みは忘れて、関わらないようにするのが一番です。

私は凡人ですので、彼のためになるように全力を尽くすことはしません。しかし、彼がやらないといけないことを彼ではできないからと、上司か私に回してきました。

その時は、三圀さんのためでなく、私のために、上長命令を全力で、精一杯こなしました。

三圀さんのような人に対しても、不平不満を言うのは良くない今更ながら認識しました。

結局、上司からは、私自身の評価が落とされ、良いことは何もないと感じました

。やれることは、上司から意見を求められたときにできるだけ客観的に話し、問題点を指摘し、どう解決したらいいか自分なりの考えを述べることぐらいです。

決して、三圀さんのような人を排除しようとしたらいけません。自分自身が不本意に傷つくだけですよ。

 

纏めると、不平不満を言わず、謙虚な態度で、自分の職責はもちろんのこと、その職責を拡大解釈して、周りの人のためになることをするのが一番です。

 

自分自身の能力があることはあまり関係なく、能力がなくても精一杯、上司や周りの同僚のために、働き続ければ、転職後にすぐに自分の存在感を出すことに繋がります。

 

私もなかなか実践できていませんが、少なくともこのような心構えで仕事を続けていきたいと思っております。

それは、会社や同僚のためになるというよりも、確実に自分自身のためになります。

職場で働くストレスが劇的に低くなり、職場が楽しくなります。是非、実践してみてください。

 

 

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